以前からずっと、「しっかりとした三脚がほしい…」と思っていて、ネットで調べたり、カメラ屋さんで現物を見たりしていたのですが、なかなか「これだ!」と思うものに出会えずにいました。
家に三脚があることはあるのですが、小型なので、E-3のような比較的重量のあるカメラだと不安があり、いつか買おうと思っていたんです。
ネットを見ると「三脚は高いのを買った方がいい」という意見が多く、確かに高価な三脚はつくりがしっかりしていて、いいのはわかりますが、さすがに5万とかしたりすると「無理」となるので、1万くらいで質のいいものを…と思っていましたが、そのくらいの価格だと、やはり値段程度のものしかなく、中古でいいものを探していました。
一度、税込み18900円で、プロ用の大型の三脚があったのですが、これが異常に重く、安定はするでしょうが、持ち運びだけでくたびれてしまいそうなので、私のような素人には縁がないと思っていました。
それからしばらくたって、入荷する品物を見ていたのですが、どれも数千円程度のものばかりで、これでは今使っているのと同じなので、購入にはいたりませんでした。
それが今日、HARD OFFに行ったら、「おっ!」と思う物があったので、手にしてみたら税込み8400円と安く、しかも「Manfrotto」(マンフロット)と書いてありました。
Manfrottoはイタリアのメーカーで、外国製だけあって高価なので、まったく眼中になかったのですが、非常に安く、しかも外観もきれいで、つくりもしっかりしていたので、迷わずレジに持って行きました。
写真を見ればわかりますが、雲台(カメラをのせる台。三脚は本来「足(脚)」だけのことをいいます。なので、一般に三脚と呼ばれるものは、正確には、三脚&雲台というのが正解です)が特殊な形状をしていて、三脚の上でなく、ななめ上に出ています。
これはManfrottoだからではなく、そういうタイプの雲台がついているだけなのですが、変わった物好きな私としては、そういうところも気に入りました。
買ってから、実際に脚を伸ばしてみましたが、かなりしっかりしていて、高さもちょうどいい感じでした。
もちろん耐荷重的にも問題ないようなので、いい買い物をしたと思いました。
あと、「Manfrotto」というブランド(イタリア製!)も、ちょっと誇らしげだったりします(笑)。